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M&A実績

国境を超えて「奇跡的な出合い」となった
クロスボーダー(海外)M&A

譲渡企業

紅茶関連製品の
企画・デザイン・販売

  • 売上高:5億円未満
  • 従業員数:10名以下
  • 所在地:米国
  • 業歴:約20年

背景

日本人オーナーが移住先の米国で創業をし、主に欧米やアジアのホテルやレストラン、コーヒーショップ向けに、ティーポットなどの紅茶関連製品(Teaware)の企画・デザイン・販売を行っていた同社であったが、オーナーが高齢であり、事業承継問題を解決するために、M&Aによる譲渡の可能性を模索していた。オーナーとしては、自身が経営から退いた後も、引き続きデザイナーとして活動しつつ、自身が大事に育ててきたブランドを守っていきたいと希望しており、出来ることならば、そうした想いや企業文化をスムーズに継承してくれる相手として、日系企業への譲渡を希望していた。

譲受企業

調剤薬局の運営

  • 売上高:50億円~100億円
  • 従業員数:約340名
  • 所在地:東京都
  • 業歴:約70年

背景

同社の主力事業は調剤薬局の運営であったが、既存の「調剤薬局」の概念にとらわれることなく、独自に「地域の健康」に繋がる取り組みを積極的に行ってきた。その一環として、”健康茶”としても認知度が高い「台湾茶」を取り扱う企業を買収し、台湾茶文化の浸透と、そのお茶関連事業の拡大に取り組み始めていた同社では、次の一手として、自社ブランドのティーウェアの企画・開発・製造を検討・模索していた。そのタイミングで、対象会社と出合い、売り手オーナーのデザイン力の素晴らしさと、ティーウェア文化の浸透に対する想いや信念に強く共感をし、対象会社の買収を決断。

成立後

◆米国本社に勤務できる執行責任者の確保もでき、経営全般の引き継ぎはスムーズに完了。
◆売主は、当初の希望どおり、株式譲渡後もデザイナーとして活躍。
◆海外提携先との契約を見直すことで利益の適正化を行い、業績は好調に推移。
◆日本国内での事業展開も進め、ブランド認知度の向上を推進中。
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