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M&A実績

売主にとっては、終活への一歩
買主にとっては、事業拡大への一歩
双方の「理想の一歩」を実現させたM&A

譲渡企業

アウトソーシング業

  • 売上高:5億円未満
  • 従業員数:約10名
  • 所在地:岡山県
  • 業歴:10年以下

背景

アウトソーシング事業と不動産管理業を営む同社のオーナーは、後継者不在のまま年齢が70歳を超えてしまい、自身の終活を滞りなく進めるために、事業の譲渡先を探していた。2つの事業のうち、不動産管理業についてはご子息に相続させる選択肢もあるが、アウトソーシング事業については第三者に譲渡するしかなく、適切な相手への譲渡を希望していた。オーナーとしては、同事業の拠点が本社から離れた場所にあって経営管理が行き届いていなかったことに課題を感じていたため、それらの課題を解決することができて、且つ、事業の拡大を図ってくれる相手への譲渡を望んでいた。

譲受企業

土木工事業

  • 売上高:5億円未満
  • 従業員数:約25名
  • 所在地:兵庫県
  • 業歴:約50年

背景

兵庫県で土木事業及び製造業向け人材派遣業を営む同社。長年にわたる大手企業との取引で業績は安定しているものの、39歳(当時)の次期社長としては、今後の成長のために積極的な事業拡大を志向していた。特に、人材派遣事業の拡大をしたいと考えていたところに、本件事業譲渡の提案を受けた。対象会社の請負事業が、同社と同じエリアで、安定した収益を上げていることもさることながら、対象事業を譲り受けることで同社の人材関連事業の売上が1.5倍になることが魅力的であり、対象事業の譲受を決断。

成立後

◆売主オーナーにとっては、かねてからの懸案事項だった事業譲渡が完了したことで、
 経営者としてのリタイア及び終活の大きな一歩を踏むことができ、精神的に楽になった。
◆これまで細やかな管理がなされていなかった環境下で働いていた承継対象の従業員にとっても、
 買主による適切な経営管理の下で手厚くフォローされることになり、満足度の向上につながった。
◆買主オーナー(次期社長)は、この「理想的な縁」によって、事業拡大の一歩を踏み出すことができた。
◆事業譲受後は、地の利を生かした細やかな事業管理、従業員フォローをすることで、
 対象事業の売上増加および収益力の拡大を図っている。
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