M&A実績

不況の打撃を受けた買主・売主が
”新たな未来”を創るために手を携えたM&A

譲渡企業

電気工事業

売上高：5億円未満

従業員数：10名以下

所在地：大阪府
業歴：約10年

背景

関西で電気設備工事業を営む同社は、個人宅、マンション、病院、商業施設、公共工事に至るまで幅広く工事を手掛けていた。また、大手通信器具メーカーの施工代理店としても一定の実績を上げており、安定した収益を上げていた。しかし、新型コロナウイルスによる不況の打撃、半導体不足の影響を大きく受け、一気に業績が悪化。一度は自社での立て直しを試みたものの、自力ではどうしても状況を改善することが出来ずにいた。加えて、オーナーが60歳半ばで後継者も不在という状況でもあったため、事業の再構築が可能な相手への事業承継を模索していた。

譲受企業

その他の外衣・シャツ製造業

売上高：100億円～500億円

従業員数：約220名

所在地：大阪府
業歴：約70年

背景

ワーキングウエア製造業の老舗である同社は、新たな事業の柱を構築するために、LED販売の商社事業を立ち上げていた。そして、当該新規事業を更に成長させるべく、卸のみならずLEDの設置・施工までを一貫して対応できる体制を整えようとしていた。しかし、同社の本業が全くの異業種であることから、なかなか施工管理人材の確保が出来ず、設備工事部門の立ち上げが出来ずにいた。そうこうしているうちに新型コロナウイルスの影響で本業の業績が悪化し、LED事業の拡大が最重要課題となっていたところで、電気設備工事を専門に手掛ける対象会社と出合う。複数名の施工管理人材を抱えており、多くの工事実績・ノウハウを持つ対象会社は同社にとって大変魅力的な存在であり、対象会社の買収を決断。