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成約ストーリー

S社 代表取締役社長 I氏
(埼玉県/ビルメンテナンス業)
事業の「選択と集中」によるM&A
両オーナーの想いとは
なぜ、M&Aを検討するようになられたのでしょうか?
<譲受企業:I氏>
当社には、長年掲げていた売上目標がありました。売上を目標値まで伸ばすためには、親会社の拠点がある東京都内で管理物件を増やし、既存事業(ビルメンテナンス業)を拡大させることが必須です。しかし、既存事業の拡大と言えども、新たな人材確保や管理体制を整えることが難しく、自社のみで実現するのは困難な状況でした。そういった課題を早急に解決するため、同業他社のM&Aを視野に入れるようになりました。

<譲渡企業:S氏>
W社 代表取締役社長(東京都/ビルメンテナンス業)
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当社の主力は不動産業ですが、とある縁があり、少数精鋭でビルメンテナンス業も始めることになりました。ビルメンテナンス業の実務は、信頼できる社員・M氏を中心に任せており、平時は問題なく運営していましたが、繁忙期にはどうしても人手が足りず、致し方なく不動産業社員の手を借りることもありました。業績は安定しているものの、フォローアップ体制が整えられておらず、今後事業拡大するノウハウが無い。更に、高齢であるM氏の引退も視野に入れなければならないが、自社内に後継者がいないという局面にあり、事業譲渡を検討するようになりました。
相手企業に対する印象と、決断の理由をお聞かせください。
<譲受企業:I氏>
エムレイスから初めて提案を受けた時から、非常に興味がありました。事業拡大に苦慮していた中でエムレイスから紹介されたW社は、「同業で都内に展開している」「ベテラン社員が居て、ノウハウがある」「業績が安定していて利益率が高い」という点で、非常に魅力的な会社。W社であれば、当社の事業拡大における課題を解決できると感じました。また、先方のS社長に実際にお会いしてみると、とてもお人柄が良く、すぐに意気投合しました。「この方であれば、今後M&Aを行うにあたり、良い関係性を築ける」と感じた点も、決断に至る大きな要因でした。

<譲渡企業:S氏>
事業譲渡の条件として、相手企業の事業内容や規模などのステータスもさることながら、「信頼できる相手である」という事を重要視していました。先方とは本件の面談で初めてコンタクトを取ったので、「この面談で、信頼に足る相手かどうか判断できるだろうか」と少し不安がありました。しかし、いざお会いしてみると、初めてお会いしたとは思えない程に打ち解け、面談前に抱えていた不安は一瞬で払拭されたのです。その後会食も行い、更に信頼関係を深め、「この方なら安心して事業を任せられる」と確信しました。M&Aは企業や事業の相性のみならず、経営者同士の相性も重要だと耳にしたことがありますが、私達の場合は、まさに経営者同士の相性が良かったのだと思います。
M&A後の心境や、今後の展望をお聞かせください。
<譲受企業:I氏>
期待していたとおり、W社の事業を譲り受けることにより、案件増加・売上増加に直結し、売上目標を達成することが出来ました。また、異なる文化・ノウハウを持つ従業員が加わることで非常に刺激になり、「我々(その他グループ会社)も負けていられない」と、今回のM&Aをきっかけにこれまで以上に奮起するようになりました。
今後も切磋琢磨し、更なる相乗効果を生み出し、売上・事業拡大に繋げていこうと思います。

<譲渡企業:S氏>
従業員のことを考えると事業を畳むわけにもいかず、かと言って自社のみでは解決できなかった問題を、他社の力をお借りすることで解決の糸口を見つけることができ、ひとまずほっとしています。また、自社から渡った事業が、譲渡先での業績に貢献出来ていることは非常に誇らしく、光栄です。
現在、M氏の引退に向けて引継ぎを行っている最中だと伺っていますので、見守っていきたいと思います。
M&Aを進めるにあたって、エムレイスの対応はいかがでしたでしょうか?
<譲受企業:I氏>
非常に親身になって、常に当社のことを尊重して対応していただきました。正直、M&Aを行うにあたって、不安要素がいくつかありました。不安要素が出てくる度にエムレイスの担当者に連絡していたのですが、いつも快く迅速に対応してくださり、「この人が言うなら間違いない」と、信頼してお任せすることが出来ました。

<譲渡企業:S氏>
非常にスピード感のある対応でした。実はエムレイスに依頼する前、他社に依頼をしていたのですが、なかなか成約まで至らず、「私が希望する価格での譲渡は難しいのか」と相手探しに苦慮していました。そんな最中、エムレイスに出合いました。すぐに候補企業の提案を受け、面談もスムーズに設定・実施し、結果的に初めてエムレイスに会ってから約7ヶ月で今回のM&Aが成約となりました。
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